みなさんこんにちは、マイペースの樋口です。
今回は、皆様のご家庭にガスをお届けする、道路に埋設されているガス管入替工事をご紹介をさせていただきます。
渋川ガスでは、一番古い埋設管は1973年に埋設され、今年で50年になります。
かなりの年数が経ってますよね。ですので、順次ガス管の入替え工事を行っています。
簡単に説明すると、埋設管の入替には、重機で道路を掘削し新しいガス管を埋設して古いガス管を撤去します。
こちらの黄色の管が新しいガス管で、PE管(ポリエチレン管)と呼びます。
埋設部専用のガス管ですので、見たことがない方がほとんどかと思います。(露出部分には使用出来ません。)
こちらのガス管ですが、とても優れたガス管で、耐震性に強く・腐食しないといったメリットがあります。
1995年の阪神・淡路大震災の時に、こちらのPE管埋設部は被害ありませんでした。これを機にPE管の使用が急増しました。
入替の対象となるガス管は、白ガス管(亜鉛メッキ鋼管)と呼ばれ、今でも露出部には使用しています。(埋設部の使用は現在禁止となっています。)
こちらの白ガス管が、順次入替対象となっているガス管です。
白ガス管は、埋設されている環境・土質にもよりますが、年数が経つと腐食します。
次に、ガス管の資産区分についてご紹介します。
※ガス管の所有区分等につきましては、こちらのページにイラスト等で記載がございます。
ガス管には、渋川ガスの所有物とお客様の所有物があります。道路部分のガス管は渋川ガスの所有物になりまして、お客様の敷地内からのガス管は、お客様の資産となります。お客様の敷地内のガス管の新設・入替・増設・撤去をさせていただく際には費用がかかります。
また、近隣の道路でガス管の入替工事をする際には、事前に道路の工事についてご案内をさせていただくとともに、お客様の敷地内のガス管の入れ替えのご提案をさせていただくこともありますので、その際にはぜひともご検討ください。
ガス管の入替工事は、道路の通行止・騒音等周辺の方々には、ご迷惑をお掛けしますが、ガスの安心・安全供給のためご協力をお願いいたします。
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