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トリチウムって何?

更新日:2023年8月28日


今日はちょっと難しい、トリチウムって?なに?というお話。

(海への放出の賛否の話ではありません)


オリハルコンに、アダマンチウム、ヴィブラニウムと架空の金属!大好き!

どうも、マーベル映画見すぎ! 業務部 関です。


24日のニュースで福島原発の「処理水」を海に放出開始という「葛藤」まみれのニュースを見て心がちょっと悲しくなりました。

そんな中、私にできること? 少しでも知るという事と思い、よく話に出る「トリチウム」を調べてみました。


今現在のお話は、津波で被害を受けた「原子力発電所」の地下に落ちた燃料デブリと言われる「核燃料」が発熱を続けています。その燃料は「冷却」し続けないと危険が増えてしまうため地下水や海水を使って冷やしています。原子力発電所がすべて海沿いに存在する理由です。


さて、ここで一つ! 「汚染水」と「処理水」の違いです。


原子炉がある建物内には、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)が残っている。今も熱を持っているので水で冷やし続けなければならないが、核燃料に触れた水は高濃度の放射性物質を含んでいる。一方、建物の壁の割れ目などからは毎日、地下水や雨水が入り込んでいる。それが核燃料を冷やした水と混じると、64種類の放射性物質を含む高濃度の「汚染水」になる。

 敷地内には、多核種除去設備「ALPS(アルプス)」と呼ばれる装置がある。装置の中にはフィルターのようなものがあり、ほとんどの放射性物質の濃度を国の基準値未満に下げたものが「処理水」だ。そうです。


ちょっとたとえが極端ですが簡単に言えば浄水器で綺麗にしたお水!みたいなものですね!(水道水を安心して飲もうのお話を参照ください


次に題目のトリチウムとは?


トリチウムは水素の仲間だそうです! 化学的な性質も水素とほぼ同じ・・・

三重水素といわれ、日々自然に発生しているものです。

そのため、水道水や雨水、私たちの体の中にも含まれており、「自然界にも広く存在する放射性物質」です。

トリチウムが出す放射線のエネルギーは非常に弱く、紙1枚でさえぎることができます。

トリチウムは、世界中の多くの原子力施設から海に放出されていますが、施設周辺からは、トリチウムが原因とされる影響は見つかってないそうです。


さらに補足ですが

カリウム、セシウム、ヨウ素など、「放射線」を出す力を持った物質のことを「放射性物質」といいます。

放射線を出す力(能力)のことを「放射能」といいます。

放射線には、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線など、さまざまな種類があり、その種類によって性質も異なります。

人工的な放射線(レントゲン)や自然界からも放射線は出ています。

ポイントは被爆量ですね。浴び続けないことですね!

海に流して気になるのは?蓄積や濃度が上がらないの?という点ですよね!


海に流して大丈夫?

このため、放出前に処理水をさらに海水で薄めてから放出するとニュースでも言っていましたね。

 国の基準では、トリチウム水1リットル当たりの濃度が6万ベクレルを下回らなければならない。

根拠があって、なぜ6万ベクレルか。この濃度のトリチウム水を生まれてから70歳になるまで毎日約2リットルずつ飲み続けても、被ばく線量が1ミリシーベルトに達しないからだ。1ミリシーベルトは、国際放射線防護委員会(ICRP)が許容している1年間の被ばく線量だそうです。


 しかし、海に流すと風評が懸念されるため、東電は国の基準の40分の1(1500ベクレル)未満になるよう大量の海水で薄めてから海に流す。経済産業省によると、世界保健機関(WHO)の飲料水のガイドライン(1万ベクレル)よりも低いレベルなのだそうです。


紙一枚で遮断できるから「外部被ばく」はない!

では「内部被ばく」は?

トリチウムは、たんぱく質や炭水化物といった「有機物」の中の水素原子と置き換わる場合があります。このようなトリチウムを「有機結合型トリチウム(OBT)」といいます。OBTは、トリチウム水よりは体内に長く留まりますが、濃縮されることはなく最終的には体外に排出されます。

OBTによる放射線の影響は、影響が小さいトリチウム水と比較しても2~5倍程度にとどまり、他の放射性物質と比べて特別に影響が大きいわけではありません。



ふむ~難しいですが「濃度を下げ、量を減らし、薄めて」流すから大丈夫。ということですかね。

実はトリチウムの半減期(物質やその能力や機能、濃度などが、代謝などの化学的な反応などによって半減するまでに要する時間を指します)は12年から13年。できるだけ早く「廃炉」の処理を進める必要もあるということです。


今までトリチウム?はでてなかったの?

 実は、世界の原子力施設でも、トリチウムは海や河川に放出されている。カナダや中国で使われている重水炉や、使用済み核燃料の再処理施設では、発生するトリチウムの量が桁違いに多いそうです。第1原発の年間放出量は22兆ベクレル未満だが、中国の泰山第3原発では143兆ベクレル、フランスのラアーグ再処理施設では1京ベクレル(京は兆の1万倍)に上る。日本に建設中の日本原燃再処理工場(青森県六ケ所村)は年間上限が9700兆ベクレルで、第1原発の400倍以上です。ただ、第1原発の水は直接燃料デブリに触れており、発生原因が他の施設とは異なるという見方があるようです。


なんだ~とは思えない記事ですよね。

今までも出ていたんだ~( ;∀;)


まとめです。

トリチウムは水素の仲間・・・水に近いから全部取り除くことは困難

(1日も早い技術革新を待っています)

処理水は「安全レベル」を維持している。

       (心配は残る)

       しかし「できるだけ早く廃炉にするためには・・・」

       (時間をあまりかけたくない)

葛藤しかないですね。


信じて怖がらずに「福島県産」を堪能しよう!これしか応援方法がないかな~

あとは、あまり電気に頼りすぎない生活も少し考えて行かなければな~と少し考えさせられる1日でした。

便利さを失わず「使用量を減らす・・・」

いまこそ!「省エネ」を楽しく考えるべきですね!

もっと頭が良ければな~何かあるはず!解決策が!

探していきます!これからも!

ガスもCO2問題をテクノロジーで解決しています。

(まだまだですがどんどん出てきます!)

水素に近いものでしたら「水に戻す」など必ずあるはずです。

テクノロジーは人を幸せにする!(取り扱いは間違わないように(´▽`*)

私の大好きなトニースターク(マーベル映画のキャラクターです)なら何かできるのかな~


福島県だけでなく日本全土のお話しですし、これからの課題。

人一人の節電はたいしたことはないでしょうが何億人で臨めばすごいことに!


よし!パソコン止めて休憩しよう(^_-)-☆


適度がなんでも「ちょうどいい」時代かもしれませんね!

今日も「ゆっくり」「笑顔沢山」で!






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