こんにちは!古墳&エビ好きの今井です。
28日、29日と4年ぶりの開催となりました2023ガス展「今こそトコトン省エネ!&防災!」楽しんでいただけましたでしょうか?
私は内勤のため、直接お客さまとお会いすることが少ないので皆さまとお会いできて楽しい2日間でした。
さて、久しぶりに古墳巡りの続きで、今回は渋川市とその周辺をご紹介します。
渋川市にも様々な古墳があるかと思いますが、古墳カードの対象となっている古墳「中ノ峯古墳」をご紹介します。
中ノ峯古墳(なかのみねこふん)は、群馬県渋川市北牧にある古墳です。6世紀中頃の榛名山二ツ岳の噴火軽石層に埋没していたため、築造当時の姿をほぼ完全な形で残しております。墳丘は直径約9m、高さ約1m、葦石・周溝を備えております。埋葬施設は無袖型の横穴式石室で奥行約5m、幅約0.9m、高さ約1.2m、5体分の人骨の他、玉類や銀製飾金具、鉄鏃(てつやじり)、須恵器などが出土されました。1980年に群馬県指定史跡に指定されております。出土品は渋川市埋蔵文化財センターに展示されておりますので、興味がある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
渋川市埋蔵文化財センター
住所:〒377-0062 渋川市北橘町真壁2372-1
開館時間:9時から17時
休館日:土曜日・日曜日・祝日、年末年始
入場・観覧:無料
私は仕事で銀行回りを月2回ほど行うのですが、そのルート上に毎回気になる古墳があります。虚空蔵塚古墳(こくぞうづかこふん)という古墳です。渋川工業高校へ行く坂の途中にあるのですが、こちらも群馬県指定史跡に登録(1952年)されております。先程の中ノ峯古墳よりも新しく7世紀末に築造されたようです。こちらの古墳は近くを通るだけで実際に見ていないので後ほど行こうと思っております。
吉岡町の古墳カードの対象となっている古墳が
「南下古墳群」と「三津屋古墳」です。
南下古墳群は南下古墳公園内にある6世紀後半から7世紀末にかけて作られた6つの古墳の総称です。古墳にはA~Fまで名前が付けられており、A号墳からE号墳までの5基の古墳は現在でも石室が残っており、中でもA号墳とE号墳の石室内には石材加工の際に引かれた赤色作業線(朱線)や石室内に塗られた漆喰の跡が残っております。朱線や漆喰の存在は、以前にご紹介した前橋市総社町の宝塔山古墳にも見られますが、その他には奈良県明日香村の高松塚古墳など数基しかないそうです。宝塔山古墳とA・E号墳の築造には同一技術者集団が関わった可能性があるとのことで、当時の様子を想像するとワクワクします。
最近まで吉岡町指定史跡でありましたが、先日、県指定の史跡に決まりました。
南下古墳公園内にある古墳群ですが、公園内には大型バスも停められる駐車場があり、展示施設を備えた文化財センターが隣接しております。この文化財センターと公園が隣接している公園北側では秋になると彼岸花が咲き誇り、見事な朱色のじゅうたんが現れます。
古墳見学のついでに公園の散歩も是非!みなさんは公園の散歩のついでに古墳見学ですかね。
南下古墳群と三津屋古墳は次回のブログにてご紹介いたします。お楽しみに!
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